薄毛・抜け毛の原因

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 髪の毛は頭皮を紫外線から守ったり、衝撃を吸収した体内の老廃物を排出したりと、さまざまな役割を果たす体の大事なパーツです。さらに「髪は女の命」などと言われるほど、女性の美容にとってとても大切なものです。そんな大事な髪の毛が最近抜け落ち、薄毛(うすげ)などの原因になっていませんか。


 髪の毛は、成長期・退行期・休止期の毛周期で循環して、通常一日に120~160本抜け落ちます。抜け毛が通常の本数を上まり、さらに頭皮の赤み、かゆみ、膿(うみ)、フケなどの異常を伴う場合は専門のお医者さんに相談することをお勧めします。抜け毛の主な原因は以下のものがあげられますーー。


  • ほかの部位の病気

 甲状腺の不調が抜け毛の原因になることがあります。甲状腺はホルモンを分泌する臓器のひとつですが、その甲状腺が不調をきたしホルモンの分泌量が多すぎたり少なすぎたりすることで毛根を攻撃する自己対抗ができてしまい、一部または体全体の抜け毛を引き起こします。



 また甲状腺のほかに頭皮疾患による抜け毛もあります。カビ、ウィルス、ばい菌による頭皮の感染症や頭皮炎症を含むさまざまな頭皮疾患の影響で頭髪の成長がとまり抜け大量い抜け落ちます。


 このように体のほかの部位による抜け毛は異常な部位を治療することで頭髪が少しずつ元とおりに生えてきます。

  • 薬やサプリメント

 血液中のコレステロールを減らす薬、合成ビタミンが含まれているニキビ治療薬、がん治療薬、免疫抑制薬、関節炎薬、抗不安薬(精神安定剤)、いくつかの降圧薬、ビタミン剤の過摂取などの薬やサプリメントは頭髪の成長を邪魔ぬし抜け毛の下原因になります。ですが薬の服用をやめれば元とおりに髪の毛が生えてきます。

  • ストレス

 私たちの髪の毛はとても精神状態に敏感で疲労やストレスがたまると髪の毛が抜け始め、長く続くと慢性的な脱毛症になってしまうこともあります。なかには、精神的なストレス感じる際に無意識に髪を抜く癖がついてしまう方もいます。繰り返し髪を抜くことによって刺激や細菌感染で毛包が破壊されて、最終的には二度と髪の毛が生えてこない傷跡、瘢痕性(はんこんせい)脱毛症になります。激しいストレスで髪が長期間抜け続ける方は、皮膚科と精神科の治療を一緒に受ける必要があります。


 精神的なストレスだけではなく、縛る、染める、パーマをかける、ワックスをつける、引っ張るなどの髪や頭皮に負担がかかることを含み、怪我、重病、激しい運動、遠出などの肉体的なストレスも抜け毛に繋がります。
 

  • 栄養バランスの悪い食事

 体形を気にして無理なダイエットをし体重が急減少する方の多くは偏った、または少なすぎる食事をされているため栄養が不足しています。たんぱく質、ビタミン、鉄分や亜鉛などのミネラルは髪の毛を構成するのに必要成分で、これらが不足すると髪質が悪くなり抜けやすくなります。ミネラル不足は脱毛のほかに、爪が薄くもろくなる、疲労を感じる、舌にピリピリする球模様ができるなどの症状を引き起こします。危険な状態になる前に病院へ行きましょう。

  • 遺伝子

 薄毛は遺伝すると分かっています。薄毛は親からの直接優性遺伝で、男性は50%女性は70%の確率で引き継がれます。50歳あたりからはっきりと表れます。また薄毛遺伝はDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンが原因で新しく生えた髪がだんだん細くなっていき、以前のように頭皮を隠しきれなくなります。しかし、薄げ遺伝子を持っているとしても心配する必要はありません。治療を受ければ改善します。当病院での薄毛治療法は以下のようになりますー

1. 飲み薬

 飲み薬で薄げの原因となる
DHT抑制することで徐々に髪が元の正常な太さに戻っていきます。この治療の効果は女性の場合個人差がありますが、男性の方には良く効きますのでお勧めです。ただし、副作用がありますので服用の前に知っておく必要があります。

2. 塗り薬

 飲み薬と同様にDHT抑制する効果があります。ですが、副作用が飲み薬より少ないためより安心して利用できます。

3. 自毛植毛

 本人の毛根を取り出し、髪の毛が薄い場所に移植する治療法です。現在、いろいろな移植方法が存在しますので医師と相談しながら患者様一人ひとりにあった方法を選択することが可能です。


4. 人工毛植毛

 人工繊維を頭皮に移植する治療法です。以前日本でとても人気のある治療法でしたが、後から人工毛が変色したり頭皮トラブルが発生したりと様々なデミリットが見つかったために人工毛を全部抜き、自毛植毛に変えた人も多いそうです。